「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」のあらすじと感想
☆あらすじ
第二次世界大戦の最中、ペベンジー家の家族がロンドン大空襲にあう。ピーター(長男)、エドマンド(次男)、スーザン(長女)、ルーシー(次女)の4兄弟は、戦火を避け、田舎の老教授の屋敷に預けられることになった。
ある日、屋敷の中でかくれんぼをしていた4兄弟。一番、末の妹のルーシーが、衣装ダンスの中に隠れた。しかし、その衣装ダンスは、ナルニアに続く道だった。
ナルニアに迷い込んだルーシーは、フォーンのタムナスに出会う。ナルニアが100年もの間、魔女の呪いで冬に閉ざされたままであることを聞かされる。
元の世界に戻り、兄と姉に、ナルニアのことを話すルーシー。最初は誰も信じてくれなかった。あきらめきれないルーシーは、夜中に衣装ダンスを調べるうちに、ナルニアに行くことに成功する。
たまたま、あとをつけていたエドマンド。エドマンドもナルニアに迷い込み、ナルニアの魔女に出会ってしまう。
当初、エドマンドは魔女であることに気づかず、ターキッシュ・ディライトをご馳走になり、兄弟を会わせることを魔女と約束してしまった。
数日後、4人の兄弟はナルニアに迷い込む。フォーンのタムナスが、人間と仲良くした裏切り者として、魔女に連れ去られたことがわかった。
魔女は、人間の4人の子供たちが、ナルニアを訪れ冬の時代を終わらせるという予言を恐れての行動だった。
危険が近づいていることを察知し、元の世界に帰ろうとする4兄弟。しかし、エドマンドは、ターキッシュ・ディライトをくれた魔女の言葉を信じ、一人、魔女のもとへ向う。
エドマンドを救うために、残された兄弟達は、魔女の対抗勢力であるライオンのアスランのもとへ向う。アスランの力を借り、エドマンドの救出に成功した。
しかし、魔女はこの世の始まりの魔法で決められたこととして、裏切り者のエドマンドを引き渡すようにアスランに要求。アスランは魔女との話し合いで、エドマンドをあきらめるように説得した。
しかし、その代償に、アスランは魔女に、ある約束をしてしまった。
ある約束とは何か?魔女と4兄弟との全面対決の日がせまってきていた。
☆感想
映画を実際に見て、「つまらない」と言っている方々が大勢いらっしゃると聞いていましたが、僕自身は結構おもしろかったです。
映像効果もすばらしく、現在のCG技術があるからこそ、実現した映画だと思います。
原作に忠実に作られているようで・・・と言っても、原作は読んだことがないのですが、続編も制作予定だそうです。
世界三大ファンタジー(ゲド戦記、指輪物語、ナルニア国物語)が、次々と映画化されていますが、ストーリー自体はもともと人気があるものなので、どの作品も映画に対する期待が高すぎるのだと思います。
普通に見れば、気楽に楽しめる面白いストーリーでした。
こちら>>ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
☆関連情報
映画の中で、ターキッシュ・ディライトというお菓子が登場します。
これは、イギリスでは一般的に知られているお菓子で、元はトルコの代表的なお菓子である「ロクム」のことだそうです。
食感はお持ちで、味はようかんに近いものだそうで、一度は食べてみたいなと思っています。
こちら>>ターキッシュ・ディライト