革製品のお手入れと保管方法
革製品の取り扱い方法のメモです。
◆仕上げによる皮革製品
起毛革
(ヌバック・・・革の表面を起毛)
(スエード・べロア・・・革の裏面を起毛)
●起毛素材の性質上、色落ちや毛落ちが避けられません。この素材は特に水気を嫌います。水に濡れますとシミとなり色落ち、色ムラが生じ衣服を汚す場合がありますのでご注意ください。
●汚れは、消しゴムで軽く擦るようにして落とすのがコツです。あまり強く擦ると、そこだけ白くなりますからご注意ください。
●毛がなくなったり、光ったりして来たらブラシで起毛させます。ナイロンの毛のブラシでブラッシングすれば汚れも取れ毛足が美しく揃います。
●また一般の皮革製品用のクリーム、クリーナーのご使用をお避け下さい。◆樹脂仕上げ革
(エナメル・ガラス張り革)
●表面の光沢を維持する為にもお手入れは手袋をおすすめします。一般の皮革より水に強いので汚れはやわらかい布を湿らせて拭きます。かたい布・紙等で拭きますとキズがつきますので、ご注意下さい。
●保管する時は、紙やビニールは避け、やわらかい布で包んで下さい。ビニール素材や樹脂加工されたものと直接密着して保管しますと色移りする場合がありますのでご注意ください。◆爬虫類・野生動物革製品
ワニ革、トカゲ革、ヘビ革、カメ革、オーストリッチ、ジャクルシー、カンガルー、象革、サメ革、アザラシ、穿山甲、鹿革など
●雨や水にぬれますとシミや色落ちの原因になります。ご注意ください。もし濡らした場合は、素早く乾いたやわらかい布で水けを取り形をととのえて必ず陰干しして下さい。間違ってもドライヤー、ストーブ等の高温での乾燥はお止め下さい。
●直射日光に当てすぎますと、色焼け、色ムラの原因になります。
●汚れて高温多湿の状態で保存しますとカビの原因になりますので通気性のある布などに包み、風通しの良い場所に保管して下さい。
●お手入れには必ず素材に合った専用クリーナー、クリームをご使用ください。◆合成皮革製品
合成皮革、塩ビレザー(P.V.C)
●汚れた場合は、消しゴムタイプのクリーナーで軽く擦るか、水が薄めた中性洗剤(カップ1:洗剤2~3滴)を柔らかい布に含ませかたく絞ってから拭いて下さい。
●塩ビレザー(P.V.C)は色移りしやすいので、他の素材と密着させて保管することはお止め下さい。
●天然皮革と間違わないよう、素材表示を必ずご確認下さい。◆天然繊維製品
天然繊維、綿、麻(植物繊維)
ウール、絹(動物繊維)
●天然繊維である綿や麻は色落ちしやすく(特に濃色物)、ウールは水に濡れると縮む特性がありますので注意してください。◆化学繊維製品
化学繊維・ナイロン・ポリエステル・レーヨン・テトロン・ポリウレタン・ポリ塩化ビニール・アクリルなどがあります。
●化学繊維であるレーヨンは、水に濡れると脱色し色移りする場合があり、ポリエステルも他の素材と長時間密着させて保管しますと、色移りする場合がありますのでご注意ください。
●軽い汚れは柔らかいブラシでブラッシングして下さい。
●油性の汚れは、中性洗剤を水で薄め(カップ1:洗剤2~3滴)絞った布で輪ジミにならないように叩いて拭いて下さい。
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