宿泊予約サイトの年間取扱額ランキング
2006年11月29日の日経新聞に、大手旅行会社が宿泊施設予約サイトをゾクゾク開設と書かれていました。
大手旅行各社がホテルなど宿泊施設に料金やプランの企画を任せ、手数料だけ徴収する宿泊予約サイトを相次ぎ開設している。楽天トラベル(東京・港)などと同じ形態の予約サイトで、売れ残りを格安販売するなど従来の自社仕入れ方式ではできなかった柔軟な値付けが可能になる。急成長するネット勢を追撃する狙い。
・・・(中略)・・・
従来、旅行大手は自社で確保した客室を販売し、売れ残った部屋は原則として施設側に返却していた。さらに販売時に宿泊施設から徴収する手数料率も一五%と高かったため、宿泊施設の間では楽天のサイトなどで客室を直販する動きが広がっていた。
富士キメラ総研(東京・中央)によると、ネットを利用した旅行予約(国内外の宿泊とパッケージツアー)の〇五年の市場規模は前年比一三%増の七千五百五十億円。大半は国内の宿泊予約が占めている。
知らなかったのですが、楽天トラベルとか、じゃらんはなどのネット専業の予約サイトは、客室を買い取っていたのですね。
どうりで、予約サイトで満室になっていても、直接電話してみたら宿泊できたという現象が起きるわけです。予約サイトが客室全部を購入しているわけないですからね。
今から、大手旅行会社が宿泊予約サイトに参入して、どこまで巻き返しができるのでしょうか?
利用者側からすると、いちいち使い慣れたサイトから、他のサイトを使うようなことはあまりないような気がします。楽天やじゃらんだと、ポイント制度も充実しているので、巻き返しが厳しいような気がします。
どうなるのでしょうねぇ~?
★宿泊予約サイトの年間取扱ランキング
順位 | 社名 | サイト | 手数料率(%) | 年間取扱額(億円) |
1位 | 楽天トラベル | 楽天トラベル | 7~9 | 1,429 |
2位 | リクルート | じゃらんネット | 4~8 | 830 |
3位 | JTB | るるぶトラベル | 6~10 | 300 |
4位 | 一休 | 一休.com | 8 | 252 |
5位 | 日本旅行 | 日本旅行「宿ぷらざ」 | 6~8 | 80 |
6位 | 近畿ツーリスト | ステイプラス | 6~8 | 40 |
7位 | 阪急交通公社 | The お宿 | 5 | – |
※るるぶトラベルは2007年3月オープン、ステイプラスは2007年1月、The お宿もこれから開設予定のため、年間取扱額は見込み額です。
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