エッセイの書き方のポイント(ライティング・文章を書く技術)
原稿を書くのを頼まれて、何を書いたらよいか迷ったことありませんか?まして、初めて書く原稿となると、何から取りかかったらよいのか頭を悩まします。
僕も、机の前にいざ座ったものの、時間だけが過ぎるだけで、最初の一文字がなかなか書けないという経験をしたことがあります。
今では、それほど、困ることないのですが、それはあるコツをつかんだからです。
で、今回、そのコツが、FPジャーナル(2010年4月号)にわかりやすく書かれていました。タイトルは『エッセイの構成要素を貫く表現方法』です。
エッセイと一般的な文章の書き方は異なるものの、惹きつける文章を書くために押さえないといけないポイントは共通しています。
内容・・・エピソードが勝負
表現・・・喜怒哀楽の言葉は使わない
冒頭・・・いきなり本題に入る
展開・・・FPの見方をしのばせる
結尾・・・冒頭と関連付けて決める
特に大切なのは、エピソード選びです。机の前で、「うんうん」うなって考えるより、思いつくまま、自分のおもしろかった体験を書き出してみると、テーマにぴったりなエピソードが見つかることがよくあります。
普段、意識していないと、体験したものというのは、通り過ぎていくだけで、記憶にとどまっていないことが多いですが、連想ゲームのように、紙に書き出していってみると、おもしろい体験や新しい刺激にあった体験談が数多く思い出せるはずです。
もし、「思い出せないぞ!」といった場合は、外へ出て、人を観察してみるとよいのではないでしょうか?
どのようなことを考え、何を見て歩いているのかを観察することで、見る目を養うことができます。
で、今回、このエッセイの書き方で真似したいと思ったのは、喜怒哀楽の表現を入れないということですね。私はここで失敗していること多いです。
展開のFPの見方をしのばせるという部分は、自分の見方と言い替えることが可能です。
エピソードに注目して、本を読んでみると、わかりやすい本というのはエピソード中心で書かれています。身近な出来事で書かれていると、共感しやすいのでわかりやすい文章になりやすいのです。